らいか・デイズ

らいか・デイズ

『らいか・デイズ』とは、むんこによる4コマ漫画作品である。芳文社の『まんがタイム』新人4コマまんが展への入選をきっかけに、2003年より『まんがホーム』および『まんがタイムオリジナル』の両誌で連載され、2024年に完結した。
作品の主な舞台は小学校であり、天才スーパー小学生である純情少女の春菜来華(はるな らいか)と、彼女を取り巻く人々による日常生活が描かれている。作中では登場人物が年をとらないサザエさん方式の基本設定が採用され、主人公や同級生たちは常に小学校6年生として描かれてきたが、連載終盤には時間軸の固定が解除されるなど新しい展開も取り入れられた。学校生活や日常をベースにしつつ、笑いと涙が共存するストーリーや、来華と竹田の恋愛模様、さらには友人間の衝突やいじめといったハードなテーマも盛り込まれた群像劇として展開された。昭和を思わせるノスタルジックな雰囲気を残しつつも、時代に応じた通信機器やトレンドの変化が作中に反映されているのも特徴である。
2012年にはドラマCDが発売されたほか、単行本の巻数が30巻に到達した際の記念企画や、連載15周年・20周年を記念した各種の取り組みが実施されるなど、長年にわたり多くの読者から支持を集めた。

kiyo065のレビュー・評価・感想

らいか・デイズ
10

4コマ漫画で最高作品です

この作品は、4コマ漫画です。
主人公は小学6年生の春菜来華(はるな らいか)。頭脳明晰なスーパー小学生です。基本的には、彼女をめぐる日常について、ほのぼのとしたギャグ8割、シリアス2割といった感の展開です。
彼女は学力・思考力・判断力、果ては腕力などが教師顔負けな女の子です。しかも、人望も厚く、児童会長を務めています。それでいて、いやな感じはなく、みんなに好かれています。これだけだと、できすぎな人間ですが、家事全般が得意ではなく、マフラーを編んだ時には鍋敷きだと評され、家庭で食事をつくったときには家族全員が体調不良になるなどです。
彼女のパートナーとして、竹田くんが登場しています。彼も、彼女と同じく頭脳明晰ですが、いつも彼女に一歩及びません。しかし、家事全般が得意で料理の腕はピカイチです。彼女とは、つき合うでもなく、なんとなくお互いの感情を察していて、周囲はお互いの両親を含めて公認、といった少年漫画のような設定になっています。
季節感のある題材と、その2人の関係とのストーリーがむずがゆくもあり、ほほえましくもあり、周囲の人間との関係も相まって、心が温かくなるエピソードが随所に現れています。