午前0時、キスしに来てよ

午前0時、キスしに来てよ

『午前0時、キスしに来てよ』(ごぜんれいじ、キスしにきてよ)とは、みきもと凜による日本の少女漫画、およびそれを原作とした実写映画作品。原作は『別冊フレンド』にて2015年5月号から2020年8月号まで連載され、単行本は全12巻が刊行された。第43回講談社漫画賞少女部門にノミネートされた。
真面目を絵に描いたような女子高生の花澤日奈々(はなざわ ひなな)はおとぎ話のような恋を夢見ていた。そんな夢など自分には訪れないと思っていたところ、通う高校に国民的スーパースターの綾瀬楓(あやせ かえで)が映画撮影のために訪れたことをきっかけに、平凡だった日々の景色が一気に色づき始めていく。
2019年に片寄涼太と橋本環奈のダブル主演で実写映画化された。新城毅彦が監督を務め、2019年12月6日に全国公開された。また、時海結以による小説版も講談社KK文庫より全2巻で発売されている。

Arisaccc8のレビュー・評価・感想

午前0時、キスしに来てよ
9

全女子の妄想を描き起こしたような作品です!

みきもと凜先生による、どこにでもいる普通の女子高生・日奈々と、超人気売れっ子のイケメン俳優・楓がひょんなことから恋をするという、誰もが一度は妄想し、憧れたシチュエーションを描いた恋愛マンガです。
2019年12月には橋本環奈さん、片寄涼太さん主演で実写版映画も公開予定の超話題作です!
ただの"一般人とイケメン俳優の恋模様を描いたラブコメ"ではなく、ヒロイン・日奈々とその幼馴染・彰の恋愛について、日奈々の生い立ちや家族の話について、楓の過去についてもしっかりと触れられており、笑いあり、感動ありの恋愛マンガです。
とくに、日奈々の過去の話は個人的に涙が止まりませんでした。ネタバレになりますが、日奈々は養子なのですが、自分が養子ということに対してとても卑屈的であり、家族に対しても遠慮がちでした。また、幼い頃に祖母から言われた一言で、趣味であり特技でもあったピアノを続けられなくなってしまったという過去もあります。そんな、家族に対して一歩引いてる日奈々の姿に自分を重ねた楓が、日奈々と家族の仲を取り持つ代わりに、自分自身もしっかりと過去と向き合うようになります。
なかなか思うようにはいきませんが、嫌なことから逃げず、しっかりと向き合う姿勢に、感動すると同時に勇気をもらえた気がします。
恋愛マンガが好きな方だけでなく、何か一歩を踏み出したい方、勇気をもらいたい方にも是非読んでほしい作品です。