ロード・オブ・ザ・リングシリーズ / The Lord of the Rings series

ロード・オブ・ザ・リングシリーズ / The Lord of the Rings series

『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』(The Lord of the Rings series)とは、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』を原作とするファンタジー冒険映画3部作。2001年12月に公開された『ロード・オブ・ザ・リング』、2002年に公開された『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、2003年12月に公開された『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』から成る。前日譚として『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』という作品も存在する。
中つ国というファンタジー世界を舞台に、ホビット族のフロド・バギンズが仲間たちと共に、冥王サウロンを滅ぼすべく1つの指輪を捨てる旅をする様子が描かれる。本シリーズはアカデミー賞で30回ノミネートされ、17回受賞した。特に最終作である『王の帰還』は11部門でノミネートされ、その全てで受賞を果たすほど評価が高い。

4prizaのレビュー・評価・感想

ロード・オブ・ザ・リングシリーズ / The Lord of the Rings series
10

1日映画漬けするならオススメの作品です。

私のオススメする「ロード・オブ・ザ・リング(シリーズ)」は、原作「指輪物語」の映画です。力も権力も欲も持たない温和で小柄なホビット族には大冒険の英雄がいました。その英雄の養子であるフロド・バギンズが本作の主人公となります。とても慈悲深く、思慮深いことが問題を起こすこともありますが、フロドが誰よりも優しかったから仲間のみんなはフロドのために戦い、守り、見届けてくれたんだと思います。どの種族も、小さくひ弱なホビットをバカにしている部分がありましたが、旅をしてフロドというホビット族の心の深さを知り、守らなくてはいけないのだと思いました。
フロド以外のホビット族も一緒に旅をしたのですが、みんながみんな個性的なのに最後は仲間のために戦い勇敢な騎士となるのは感動しかありません。120cmの騎士なんて役に立たないとバカにしていても、その勇敢な闘志は何度も窮地を救い出しました。ガッツポーズしかありません。私はホビット族が大好きなですが、見始めたころはエルフの美しさに感動しました。俳優さんがキレイなのか、メイクがキレイなのか、映像加工がキレイなのか、分かりませんが全てが美しかったです。
「ロード・オブ・ザ・リング」は全部で3部作とありますが、映画雑誌で見たところ撮影は一気にしたそうなのです。だから、シリーズものとして珍しく1年ごとに放映され、ファンは待たされず次の物語を楽しむことができました。そういう意味で、見どころと言えば3部作でもキャラクターが変わっておらずストーリーが途切れてないということかと思います。シリーズものは、前となんか違う。と思うことが多々ありますが、ロード・オブ・ザ・リングにはそれがないように思います。
私は、どんな世代どんな人にもロード・オブ・ザ・リングを勧めたいと思ってます。良ければ見てください。