お別れ
トイ・ストーリーシリーズの第三弾。アンディが大学生になっちゃって、おもちゃたちと遊ばなくなるという話です。
トイ・ストーリーは始まった当初から、ちゃんと現実を見据えてて、いつかアンディとウッディたちに別れがあるということを描いていましたが、現実にそういうことが起きると悲しくなりました。おもちゃたちはみんな個性的で大好きだったので、いつまでもアンディと仲良くして欲しかったのになあと思います。ああ、この物語は最初から切ないものだったんだなと思いました。
そのあと、保育園に寄付されたときの、おもちゃと遊ぶ子供たちがまるでモンスターみたいだったのには笑いました。たしかに、あの年代の子って、おもちゃを大事にしないわけじゃないんだろうけど、むちゃくちゃに扱ったりするもんなと思いました。わたしも何個おもちゃを壊してしまったか…。
エンディングは、とても、納得のいくものでした。アンディとはお別れしてしまいましたが、ちゃんとお別れできてよかったなと思いました。おもちゃと子どもは、いつかはお別れはしなくてはいけない定めです。そのなかで、一番いい別れ方だったのではないかなと思います。ウッディはアンディとは別れちゃったけど、また新しい子と遊ぶのでしょう。見ると優しい気持ちになるいい作品です。