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三谷さんは映画は下手
三谷幸喜のスペースコメディです。宇宙の売れないハンバーガーショップのオーナー達と客の話でしたが、意味がわかりませんでした。まず、面白くないし、何やか不快な人だらけです。主人公はあまり性格が良くないという映画もあるとは思いますが、普通、こういうコメディ系だと、そのせいで主人公が酷い目に遭い、人に助けられて、考えを改めるのではないでしょうか。ライアー・ライアーとかはそうでした。しかし、この映画の主人公香取慎吾は、最初もハンバーガーしか好きではない嫌なやつで、最後まで何の成長もしないやなやつでした。潰れかけのハンバーガー屋でいろんな騒動があり、なんか立て直す話が書きたかったのではないの?と不思議な気持ちになりました。香取慎吾が成長するでもなく、何かハンバーガー愛を周りに伝えるのでもなく、閉店騒動は解決していました。香取慎吾だけでなく、他の人も浮気がしたい人とか、ストーカーとか嫌なやつばかりだし、見ていて不快でした。三谷幸喜さんはドラマとかすごいおもしろいと思いますが、映画はあまりよくありません。何故でしょうか。予算があるとダメなのでしょうか。もっとこじんまりしたところでの演出がうまいのかもしれません。映画はもういいですという感じです。