魔女は死にたがり

魔女は死にたがり

『魔女は死にたがり』とは、高内藤花による日本の少女・ファンタジー漫画作品。小学館の異世界フラワーコミックスより刊行されている。不老不死の体を持つため常に死を望み、服毒自殺などを試みては死ねない日々を送る魔女シェリルと、彼女に密かに想いを寄せながらも死んでほしくないと願い、しぶしぶその世話を焼き続ける使用人アシエルの二人の関係性を軸に物語が展開される。ある日、見た者は死ぬという言い伝えのある「幽霊の葬式」の記事を目にしたシェリルが、死を求めてアシエルを伴い旅に出る姿が描かれる。

spsomonu4のレビュー・評価・感想

魔女は死にたがり
8

続きがつい読みたくなる漫画、「魔女は死にたがり」

いつも死にたがっているうつくしい不老不死の魔女、シェリル。
彼女は、使用人のアシエルが止めるのも聞かず、「死ねそう」という噂があればどこまでも出かけて行き、試しては失敗します。
もちろん、止めようとするアシエルは、人間です。

アシエルは、死にたがりの魔女、シェリルに思いを寄せています。
そんなアシエルは、元警察官。
安定した仕事すら捨てて、ぶつぶつと文句を言いながらも、シェリルにかいがいしく尽くします。
そんなアシエル気持ちも分かった上で、それでも死のうとするシェリルなのですが、態度や言葉からは、アシエルに対する気持ちが少しだけ伝わってくるのです。
そのふたりの距離のもどかしさこそが、この漫画の大きな特徴といえます。
さらに、シェリルとアシエルを囲むキャラクターたちも、かなり個性的となっています。
クールでうつくしいヒロイン、シェリルは、最初、どことなく冷たい印象です。
かなり口調も厳しめだからです。
しかし、読み進めるうちに、きっとその印象も変わることでしょう。

少しコメディ要素のある恋愛ファンタジーとなっているため、どちらかというと女性向けの要素が強めです。
未読のかたにはぜひおすすめしたい、良作漫画となっています。