オレンジ・イズ・ニュー・ブラックの感想・見所
オレンジ・イズ・ニュー・ブラックをこれから見始めようと思っている人へ。
この作品は全7シーズンあり、1シーズン13話ほどあります。見始めるとあまりの面白さに止まらなくなる事間違いなしでしょう。
この作品は、主人公のパイパーチャップマンが過去に犯した罪で刑務所に収監されるところから始まります。
頼りになるやさしい婚約者や、共同で会社を立ち上げた友達もいて、何もかも順風満帆だった彼女に訪れた出頭命令、刑務所内でのイジメ。これらが彼女をどん底に追い詰めていきます。
しかし、話を経るごとに精神的に強くなっていくパイパーは、観ているこちらにも勇気をくれるような成長振りを見せてくれます。
また、海外ドラマにありがちな、主人公以外のサブキャラの多さやキャラそれぞれにスポットが当たる話数が多いのも魅力の1つです。
中でも、看守に殺されたプッセイや、彼女の親友のテイスティにスポットを当てたシーズン5は、自分の力だけではどうにもできないことへのもどかしさや辛さが、暴動を通して描かれており、観ているこちら側が一気に引き込まれるような内容になっているかと思います。
そのほかにも人種差別、移民問題、同性愛など、さまざまな題材をこれでもかと詰め込んでいて、自分も彼女たちのように頑張りたいと思わせてくれます。精神的に強くなりたい方にぜひ見てみていただきたい作品です。