ロスト・イン・スペース

ロスト・イン・スペース

『ロスト・イン・スペース』とは、アメリカのSFテレビドラマ『宇宙家族ロビンソン』(原題:Lost in Space)のリメイク作である映画、およびNetflix配信のドラマである。原作となる『宇宙家族ロビンソン』は1965年から1968年まで放送された。
映画『ロスト・イン・スペース』は1998年にアメリカで製作されたSFアドベンチャー映画である。監督はスティーヴン・ホプキンス。続編制作を前提として制作されたため、ラストでは物語が完結していない。また、その続編も製作されなかったため、未完のまま終了している。
テレビドラマ『ロスト・イン・スペース』は2018年よりNetflixで配信された。シーズン3で完結しており、1965年のシリーズに比べると設定は大幅に変更されている。
時は2058年、高度に発展した文明によって地球環境は破壊されてしまい、ジョン・ロビンソン教授とその家族は人類生存のための新天地の惑星「アルファ・プライム」を調査するために宇宙へと飛び立った。しかし、その宇宙船に同乗していたスパイの工作によってナビゲーションシステムを破壊され、一家は宇宙空間で迷子になってしまう。

yuuiruyanq4のレビュー・評価・感想

ロスト・イン・スペース
5

長い物語の一部だからなのか。

もともと、長いテレビドラマシリーズの映画化。地球外なくなったときのために他の惑星で住んでみるために宇宙に飛び立った家族と、裏切り者のホームドクター、運転士及び雑用の軍人が宇宙で迷子になるというアドベンチャー映画。もともと、ドラマでいろんな話があるところ、いろいろ削ぎ落としているからなのか、コンパクトに事件を描いてるのを映画用に伸ばしてるからなのか、なんかあまり迫力のない、間延びした感じの映画でした。蜘蛛型の宇宙人が出てきたり、裏切り者が結局家族と旅しなきゃいけなくなったり、タイムループがあったり、話の筋は面白いのに残念です。役者陣でいえば、有名どころではゲイリー・オールドマンが出ています。裏切り者のドクターを演じてて、なんか間抜けで、でもあくどさもあって、さすがだなと思いました。子どもを騙して鍵を開けさせるところとかは、ゲイリーぽいと思って笑ってしまいました。あと、蜘蛛型の金属系の宇宙人とか、膜に覆われた場所とか、出てくるものはSFっぽくていいと思いました。先ほど述べたように、私は、この映画を淡々としていてあんまり面白くないなと感じました。結局は題材的に連続ドラマの方があっているのだと思います。