ZARD 坂井泉水 作詞の秘密
私が思うに坂井さんは普段、自分の使わない言葉をあえて使用し、自分のことをほとんど書かないフィクション作家の様な方だと思われる。
作詞の流れとしては客観的に主人公をたて、そこからストーリーを作成→歌詞を作成(普段、自分が使用しない言葉で作成)→主人公になりきってカーテンを閉めてレコーディングする→実際に体験したこともないことを、あたかも体験したかのように詞を書き、歌える才能を持っていた方で、フィクションの作家のような方だと思われる。
実際に男性歌手の方に詞を提供したり、歌詞に登場する主人公が男性(よく僕という言葉を使う)のことがよくある。
音楽評論家の方が文学少女の様な方と発言しているとおりだ。
ロック調の楽曲が多く、現代的な詞が多いので想像で出来なかったのですが、とても古風な方で、明治時代か江戸時代の方かと思うくらいだ。
考え方においても古風な考え方をするところもある方ではないかと思う。(もちろん、坂井さんは現代に育ったので、現代的な一面も多少はありますが…。)
他人から聞いたりして作詞したのと、古典的な詞だと現代では受けないと思ったからあえて現代的な言葉を選んで、作詞をしたのではないかと思われる。
また、坂井さんの死の真相についてだが、坂井さんが転落した階段のスロープから地面(病院の駐車場)までの距離はたったの3メートルほどだ。
事故当時、警察の調べでは坂井さんが転落した当日、雨がふっており、階段のスロープなどに雨で滑ったようなあとが残っていたことから坂井さんは雨で滑って転落したのではないか?ということになっている。
3メートルというとちょうど民家の二階ほどの高さで、ただ単に雨で滑って転落したのであったならば、もともと体育会系の坂井さんだ。
受け身をうまくとることができたならば、けが程度ですんだかもしれないほどの高さだ。
では何故、坂井さんは命を落とすことになってしまったのか?
実は坂井さん、転落する瞬間にはあまり意識がなかったのではないか?
つまり、雨で滑ったのが転落した直接の原因ではなく、このあまり意識がなかったことが転落の原因ではないか。