ソウル・サーファー / Soul Surfer

ソウル・サーファー / Soul Surfer

『ソウル・サーファー』(原題:Soul Surfer)とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はショーン・マクナマラが務め、アナソフィア・ロブが主演した。ハワイ出身のプロサーファーであるベサニー・ハミルトンの実話を元に描かれた作品であり、作中のサーフィンシーンではベサニー本人がスタントを務めている。
物語は、サーフィン一家に生まれ、将来を嘱望される若きプロサーファーとして活躍していた13歳のベサニー・ハミルトンが、ある日サメに襲われて左腕を失うという惨事に遭うところから始まる。九死に一生を得て奇跡的な回復を見せるものの、過酷な現実やコンテストでの敗北から一時はサーフィンを諦めようとする。しかし、タイの大津波被災地でのボランティア活動を通じて自分の姿が多くの人に勇気を与えていることに気づき、再びサーフィンへ情熱を取り戻す。過酷な試練を乗り越えてひたむきに波に挑み続けるベサニーの姿が描かれている。
公開後は観客や批評家から支持を集め、ピープルズ・チョイス・アワードの小説原作映画賞にノミネートされたほか、マルコ・ベルトラミが手がけた劇中音楽がサテライト賞の作曲賞を受賞するなど高く評価された。

4xtkhrhs29のレビュー・評価・感想

ソウル・サーファー / Soul Surfer
9

衝撃の実話に感動

サーフィン中にサメに襲われて片腕を失った少女の物語です。主人公の少女べサニー・ハミルトンは実在のサーファーで、彼女が書いた自伝を映画化しています。敬虔なクリスチャンであるべサニーが神への信仰と家族や仲間達の愛を支えにして、困難を乗り越えていく姿は感動的です。

シャークアタックに遭遇する前のべサニーは、サーフィンが大好きで才能もあるプロを目指す女の子でした。ハワイに住み、家族や親友とサーフィンする様子がとても楽しそうに描かれています。サーフブランドがスポンサーにつき、これから期待でいっぱいというときでした。そして母親と一緒に神の役に立つようお祈りをしていました。

原作の小説の中でべサニーは、自分が人に影響を与えたいとは思わないけれど、経験を伝えることで誰かの役に立つかもしれないと、とても謙虚に語っています。実際に世界中の人々がべサニーに勇気づけられました。映画を観て関心を持った人には、同名の原作の方も読んでみることをオススメします。よりリアルで詳しい心情が綴られていて、読んでいると励まされます。

サメに襲われた海へまた戻り、サーフィンを再開するというのはすごいことだと思います。しかも片腕がない状態なのだから尚更のことです。自分が恐怖で動けないとき、人と比べて無い物ねだりしているとき、そんなときに悩みが吹き飛ばされる素晴らしい映画です。