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感受性豊かな独自の世界
恋する切ない気持ちを散文詩のような歌詞に乗せて歌うシンガーソングライターCHARA。彼女の音楽はソウルなどのブラックミュージックを基調としながら、ときにはオルタナティブロックやダンスミュージックの要素を取り入れて、そのときどきのCHARAワールドを表現してきました。
ピアノの調律師を志していた経緯がある程で、音感が良いのはその為でしょうか。歌唱においても音程がしっかりしていて、音を外すことは滅多にありません。 音感だけに留まらず、感性が敏感で豊かなことが伺え、アートワークやファッションにもCHARAのこだわりが見られます。そんな感受性の鋭い彼女は繊細な心を持っており、アーティストならではの苦悩もあるようですが、周りの理解のある仲間達に支えられているようです。
俳優の浅野忠信との結婚と離婚が話題になりましたが、別れのつらさを写真と詩のような言葉で綴った著書の中には、自身が音楽家であること、そのアイデンティティーを大切にする姿勢が見つけられます。そのときの想いが示すように、いつまでもクリエイティブであり続け、音楽を作り続けるCHARAのエネルギーは期待を裏切らないクオリティーを維持しています。