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北条早雲をぜひ大河に。
2019年6月現在、単行本で2巻まででています。
「パトレイバー」や「じゃじゃ馬グルーミンUP」のゆうきまさみ氏がえがく歴史大河漫画。
今まで題材としてあまり使われることがなかった、北条早雲。いわば戦国下克上の先駆けとなる人物にスポットを当てた漫画。
少年時代は室町幕府のお偉いさんのお家柄というところで、1467年に京都を舞台に起きた応仁の乱にもしっかりスポットがあたっていることから歴史の勉強にもうってつけです。
応仁の乱の中身事態が、単純な将軍跡継ぎ問題というわけではなく、いろんな権力闘争がまざり、誰が敵で誰が味方だったかがかなりぐっちゃぐちゃなのでコミカルにストーリー展開されることで面白わかりやすく把握できるのではないかと感じました。
まだまだ途中だけど…。
人物のかき分けもしっかりされているし、キャラクターもそれぞれ特徴もってかき分けてくれているので、今のところ読みやすくわかりやすいです。今後の展開に関してもある程度歴史をかじっている人には少しわかるような伏線が張られていたりするので、それがどういった形で回収されていくのかを読んでいく楽しみもあります。
漫画で読んでて、北条早雲って人の生涯はかなりイベント目白押しなんだから、いい加減大河ドラマになってもいいと思うんだけどなぁと。
単行本だと出版スパンが少々長目なのが少し残念。