5
アクション洋画感想
玩具を元ネタにしたSFアクション映画「G.Iジョー」(2009年公開)の続編として2013年に公開された作品です。
主なあらすじは敵組織コブラのメンバーが変装した偽大統領に濡れぎぬを着せられてG・Iジョーがほぼ壊滅する中、生き残ったメンバーは伝説の初代司令官ジョー・コルトンやコブラのメンバーだったストームシャドーらと共に反撃にうつる、といった具合です。
全体的にみると本作は前作のファンからかなり反感を買いそうな続編になってしまった印象があります。
トランスフォーマーと同様、玩具を元ネタにしただけにケレン味溢れるメカをVFXで描くトランスフォーマーと同様な感じだった前作のみどころは(皆無ではないにしろ)かなり薄まってミリタリー色の濃いながれになっています、ドウェイン・ジョンソンやブルース・ウィリスを起用するとどうしてもそうなってしまいガチになるのは否めませんが、他のアクション大作と大差ない感じになっているのは否めません。
前作の主人公だったデュークが序盤であっさり死んでしまい、以降新メンバーが中心となるのも前作のファンには拒否反応がでやすい要素だと思えました。
ただ、崖を渡りながらの忍者アクションは見ごたえありましたし、劇中における北朝鮮の描写も皮肉が込められているなと感じました。