錻力のアーチスト

錻力のアーチスト

『錻力のアーチスト』(ぶりきのアーチスト)とは、秋田書店の『週刊少年チャンピオン』にて2013年41号から2016年27号まで連載された、細川雅巳による高校野球漫画である。単行本は少年チャンピオン・コミックスより全14巻(全125話)が刊行されている。
主人公である清作雄(きよさく ゆう)は、神奈川の野球チーム・宮丸シニアの四番打者であり、騙されやすい父親の影響で極貧生活を強いられた過去から他人を信用できず、優れたバッティング技術を持ちながらも自己中心的な言動を繰り返してチーム内で孤立していた。極貧生活からの脱却を目指して名門校への野球推薦入学による授業料免除を狙うものの、焦りとストイックな猛練習が原因で腰を故障し、推薦の座をチームメイトに奪われたことで公立校である神奈川県立桐湘高等学校へと進学することになる。入学後も自己中心的な性格を変えずにいた清作だったが、二年生で桐湘高校の四番を務める弐識敏(にしき さとし)と出会って圧倒的な実力差を見せつけられたことから、「桐湘の四番になる=弐識を超える」ことを新たな目標に据える。さらに、新入生と上級生による紅白戦を通じて、主将兼エースの之路拓人(ゆきじ たくと)をはじめとする個性的な先輩たちとプレーするうちに野球本来の楽しさを思い出し、成長していく。そして強豪ライバルたちがひしめく夏の神奈川県大会へ向けて、甲子園出場を懸けて一丸となった桐湘ナインと共に挑んでいく姿が描かれている。

meefow461u9のレビュー・評価・感想

錻力のアーチスト
7

個性の強いキャラクター

主人公である清作雄は宮丸シニアに所属しており、甲子園に行き、プロに行くためにに港南高校からスカウトされるためにホームランを打つことでアピールをしており、自分が活躍することしか考えていなかった。しかし、中学最後の大会で腰を痛め、港南高校に行く道は断たれた。そのため桐湘高校に入学した。野球部に入部した初日に4番を打っている弐織敏に立てつき、何か1つでも勝てたら自由に練習してもいいという勝負をする。そこで力の差を見せつけられる。そのときから弐織をライバル視するようになり、徐々にお互いを認め合うようになる。他の部員も中途半端な英語を話す柊や「だべ」が口癖の児島、マウンドに上がると人格が変わるキャプテンの之路など個性的な部員が多い。そんな部員たちと夏の甲子園出場を目指し、夏の予選に挑む。その中でプロ注目の投手である永源晶擁する麻生西高校や能力はあるが不良が集まる聖陽高校、超高校級のパワーを持つ蛮堂睦と天才スラッガー蓬莱豊擁する蔡理高校との激戦を制し、決勝まで進んだ。決勝の相手は絶対王者港南高校。王者らしくいきなり攻め立て4点のリードを得る。しかし、桐湘は弐織のヒットを皮きりに得点を得る。最後に弐織が逆転サヨナラ3ランホームランを放ち、港南高校に勝利する。個性が強いながらもまとまり、見事甲子園出場を決めた。しかし、甲子園の描写はなかった。甲子園の描写も見てみたかった。