インゴシマ

インゴシマ

『インゴシマ』とは、原案を天下雌子、作画を田中克樹が手掛けた日本の漫画作品である。DeNAが運営するマンガ配信サイト「マンガボックス」にて2018年2月12日より連載されている。単行本は同年6月25日から刊行されており、公式スピンオフ作品として上野将治による『カムゴロシ』があるほか、セミカラー版や描き下ろしエピソードを含む『インゴシマR』なども展開されている。
物語は、修学旅行に向かう高校生の一行を乗せた客船が嵐で難破し、海図にない島に流れ着いたことから始まる。そこに住まう不気味な日本語を話す野蛮な「シマビト」たちによる突然の捕獲と圧倒的な暴力にさらされる中、極限状態に置かれた少年少女たちが道徳の吹き飛んだ過酷な環境の中で命と生の意味を問われる、トライバル・サバイバル・ストーリーを描いている。

sakakio1のレビュー・評価・感想

インゴシマ
10

生と死、エロもグロも楽しめるサバイバル大人向け漫画

高校の修学旅行で八丈島に船で向かう途中、嵐に巻き込まれた主人公・啓太達は、目が覚めると何処かの島に流れ着いていた。そこには何かの民族?のような住民がおり、先生も生徒も容赦なく襲われ殺され、捕まって彼らに篩にかけられて…という、グロいシーンも頻繁に登場する漫画です。とにかく絵が綺麗で見やすいですし、この生死の狭間でどう生きていくのか、そもそもこの島の奴ら=シマビトは何者なのかなど、ずっとドキドキしながら読むことが出来ます。ヒロイン・葵を含めてサービスシーンも多々あり、リアルな人としての在り方というか、生と死の本質を感じることが出来るので、そういったスリルや生々しさが好きな方にはオススメです。常に緊張感のある展開の中に、高校生らしく学業や部活の話、友情、そして淡い恋愛模様と日常生活のエピソードが垣間見えるこのギャップがまた、突如「普通」がなくなりただの「生物」として放り出されたこの悲惨な状況との対比を際立たせていて、感情移入しやすい見所の1つだと思います。正直先の展開が読めず、素性不明な味方やシマビト達の種明かしが待ち遠しいし、何より冒頭いきなり描かれていた例のシーンが啓太が本当に直面する未来なのかが気になりすぎるので、個人的に夢中になって最新話を追いかけたい漫画堂々の第1位です。