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うまるちゃんのギャップがすごい
学校で非の打ちどころのない美少女が、家ではオタク少女で二頭身になります。あまりのギャップに学校の同級生すらも同一人物とは思っていないところが面白いです。
しかも、よくよく話を見ていると話題の漫画やアニメ、ゲームの小ネタを含んでいて、それらを好きじゃないと分からない話も出てくるので好きな人にとってはそこも面白い要素だと思います。うまるちゃんの親友「海老名ちゃん」が秋田少女で、うまるちゃんとは正反対の出来なさがまた可愛いです。うまるちゃんはゲームもできるし、ジャンプも愛読で少年っぽい。だらだらマンガを読むのが好きなのに、ネットカフェにいっても早く帰ってきちゃう。お兄ちゃんの部屋でだらだらするのがいいの!というのは叱ってくれるひとがいるから安心して好きなことにのめり込めるという感じで、その絆は羨ましくもあります。
わかりやすいキャラ設定と、マニアックではあるけれど濃すぎるマニアックさがないため、アニメを特に好きじゃない人でも楽しんで見れる作品だと思います。「うまるーん」や、ポテトチップスのことを「ポテイト」と見終わったあとについ言ってしまいます。
こんな甘やかしてくれるお兄ちゃんいたらとつい夢みてしまうけれど、あの二頭身キャラこそこんな妹がいたらと思う男女共通の夢かもしれない。