ついに本能寺の変が起こる。三郎の生死は?
タイムスリップで戦国時代にやってきた少年三郎が、戦国武将織田信長として天下統一を目指す物語です。23巻はその最終巻です。
歴史の本に書かれる織田信長は荒っぽい残忍な性格であると言われます。
彼は部下に対して残忍な扱いをしていて、明智光秀の裏切りにより本能寺で殺されています。49歳でした。
さて、信長協奏曲のなかでの織田信長は現代からタイムスリップでやってきた三郎少年です。
タイムスリップした直後に、顔がそっくりということで本物の織田信長少年と入れ替わっています。
三郎は手元にある学校の歴史の教科書と歴史の授業の記憶だけで、信長として天下を取ろうとしています。
「そうしないと歴史が変わっちゃう」と、なぞの責任を感じているのです。
持ち前の楽天的な性格で苦労しながらも教科書に書かれている通りに戦に勝ち進みます。そんな中、本物の織田信長も偽の信長に好感を持ち、明智光秀と名のり天下統一に協力していきます。もちろん入れ替わりの秘密を共有する二人は大の仲良しになります。
そんな三郎も49歳。そろそろ自分が本能寺で殺されることを覚悟します。残念なことに授業をきちんと聞いてなかったせいで自分は相田さん殺されると誤解しているので、防御策はとれません。
それにしても明智さんは、いったいどんな理由があって仲良しの三郎さんを討つことになるのか。
それがこの23巻で判明します。