ミスター味っ子

ミスター味っ子

『ミスター味っ子』とは、1986年から1989年まで寺沢大介が講談社の『週刊少年マガジン』で連載していた料理漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。亡き父が残した「日之出食堂」を母とともに支える少年・味吉陽一が主人公である。ある日、料理界の重鎮である「味皇」に才能を見出された陽一は、一流の料理人たちとの様々な料理勝負に挑むことになる。彼の独創的なアイディアと奇想天外な調理法で勝負に勝利していく姿と、コミカルなリアクションを交えた料理対決が、読者を引き込む魅力となっている。

Jirotake11153のレビュー・評価・感想

ミスター味っ子
9

う、ま、い、ぞーーーー!

料理のうまさのあまり、空中浮遊はするわ、巨大化はするわ、口から怪光線を吐くわ、その活躍たるや、さすがロボットアニメを長年作り続けているサンライズの面目躍如というところである。
「味っ子」の監督は今川泰宏という人だが、アニメの「味っ子」の各エピソードは、ほとんどが原作になく、今川監督の創作によるものである。味将軍7包丁の個性ある面々。超人としか言いようのない町内会の人々。戦後から始まる村田三兄弟の熱い人間ドラマ。これらに破天荒な料理対決が加味され、彩りを添えている。
今川監督はかの「機動武闘伝Gガンダム」の監督としても知られている。Gガンもまた、ガンダムのリアルロボット志向の設定を見事にくつがえした怪作として知られている。
今川監督の手がけたアニメは、ともすればリアル路線に堕してしまいそうなアニメに対して、「アニメのほんとうの面白さとは何だろうか」という質問状を叩きつける形になることが多いと言えよう。
さあ、あなたも味っ子を観て叫ぼうではないか! うまいぞ、うまいぞ、うまいぞ、うーー、まぁあああ、いっ、ぞーーーー!
たーー、まーー、らーー、んーーーーーーー!!!