よつばと! / Yotsuba&!

よつばと! / Yotsuba&!

よつばと!(Yotsuba&!)は、アスキー・メディアワークス『月刊コミック大王』によって2003年から連載されている日常漫画。著者はあずまきよひこ。2015年11月に第13巻が刊行された。5歳の女の子『小岩井よつば』とその周囲の人々を取り巻く日々を描く。

0mkotosakuのレビュー・評価・感想

よつばと! / Yotsuba&!
10

何度読んでも癒されるマンガ。

あなたは漫画に癒しを求めたことはありますか?

この漫画は、爆笑したり、ハラハラドキドキの展開があったりはしません。
ひたすら、にこやかになり続ける日常系漫画です。

ポイントを簡単にまとめると、

・主人公のよつばの、「リアルな」かわいさ。
普通の漫画って、5歳くらいのキャラが出てくると、ただ『漫画としての可愛い』を全面に押し出していくイメージなのですが、この漫画はその可愛さの部分で一線を画しています。
まるで、本当の子供を見ているみたいなのです。
特有の言い間違え、仕草、表情、人間が子供に対して思うリアルな可愛いが散りばめられています。

・人間味がありすぎる。
そのよつばを取り囲む人たちも、同じように日本にいそうな人たちばかり。
その設定の中で、漫画という一つのエンタメ作品を成り立たせているということはすごいことです。

・何度でも読める。
この漫画は次どうなるんだろうといった、心躍る展開があるわけでもなく、喜怒哀楽を読者に感じさせることも少ないです。

『だからこそ』何度でも読めます。
例えば、展開がすごく印象に残っている作品は、感情の落差が大きくて、もう一回読むと「結末がわかってるんだよね…」と思いませんか?

よつばとは、癒しが欲しければいつでも読めます。

以上、ポイント三つまとめさせていただきました。
ここまで説明したらわかると思いますが、
漫画にハラハラドキドキを求めている人は絶対に読まないでくださいね!