日本を代表するアーティスト、平井堅
平井堅はまぎれもなく日本を代表するアーティストです。曲を出せばドラマや映画、CMに起用され、作品の価値を何倍にも高めています。『世界の中心で愛を叫ぶ』で主題歌となった「瞳を閉じて」は累計出荷枚数100万枚を超える大ヒットを果たしました。日本J-POP界を語る上でなくてはならないアーティストです。
しかし、最初から売れていた訳ではありません。デビューから5年間「un-balanced」、「Stare At」とアルバムを出しましたが、話題となることもなく、歌手生命さえ危ういところでした。そこで背水の陣としてリリースされた8thシングル「楽園」が話題を呼び、歌手・平井堅は表舞台へ出ます。そこからは新曲を出せばオリコンのチャートの上位に位置し、テレビやラジオに取り上げられ、ドラマや映画の主題歌にタイアップされるという、人気歌手となっていきました。
平井堅で思い出すことと言えば、その顔の「掘りの深さ」だと思います。どこから見ても外国人に見える顔つきは、新宿駅西口を歩いていたときにインド人の団体からインド人と間違えられるほど。それをヒントにインドテイストな曲「ソレデモシタイ」が生まれました。老若男女に親しまれる曲を歌い続け、新しいことに挑戦し続ける平井堅は、「歌手」というより、まさに「アーティスト(芸術家)」です。今後も目が、いえ耳が離せません!