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信じてくれる人
木の葉の里というところに九尾の妖狐と呼ばれる化け物が突如、出現します。
この時、里を守るため、里長は生まれたばかりのナルトという男の子に九尾の妖狐を封印しました。
ナルトはクラスでは落ちこぼれと馬鹿にされていました。さらに、九尾の妖狐が封印さているため、里の大人たちからは化け物を見るような厳しい目で見られていました。
こうした、大人たちや馬鹿にしてくるクラスメイトを認めさせようと、日々修行やいたずらを行っていました。
ある日、1人の先生に騙され、禁断の巻物を盗んでしまいます。その後、自分が利用されていたことを聞かされて深く傷つきます。
結局、自分を一人の人間として、見てくれる人はいないんだと思いかけたその時。
担任の先生だけがいち早く駆け付け、ナルトを大事な一人の生徒、一人の人間として認めてくれます。これによりナルトは自分を信じてくれる人がいることを知り大粒の涙を流します。
信じてくれる人が一人いるだけで、今までの自分の中の世界が一瞬で変わり、強くなることができる。
そして、頑張ることができるのだということを教えてくれます。
そんな少年が、努力を続けることにより、徐々に周りから認められ、里の長「火影」を目指す物語です。