【PCゲーム】Valheimレビュー
『Valheim』は北欧神話とヴァイキングをモチーフにしたオープンワールドアクション・クラフトゲームです。
プレイヤーは自動生成されたMAPに降り立ち、北欧神話の主神オーディンの使徒フギンに導かれながら「見捨てられし者」という怪物を倒す旅に出ます。
・クラフト＆建設要素
ゲーム開始時、プレイヤーはボロ布の上着と松明しか持っていません。
多くの類似したゲームのように、木材や石を集めて石斧を作り、拠点を建造し、より優れた道具や武器を作るために資源を探し回ります。
ただしある程度出来ることの順番が決まっていて、ボスを倒す→別の地形で資源を探すのに必要なアイテムが手に入る→その資源で新しい装備を作ってその地形にいるボスを倒す、を繰り返すシステムになっていて、いきなり難易度の高い場所に行って強力な装備を作るといったことがほぼ出来なくなっています（行けない訳ではないので、一部例外あり）。
特徴としてバイキングが実際に使っていた帆船が製作可能で、風向きに合わせて帆を調整する必要があります。
・戦闘要素
一般的な3人称視点の戦闘で、複数の近接武器と弓が武器になっています。盾もあり、パリィ（ジャストガード）も可能で、タイミングは比較的簡単です。
装備が整っていないと敵の攻撃はかなり激しく、アクションゲームに不慣れだとやや難易度は高いかもしれません。
・マルチプレイ
ソロプレイの他、サーバーを建てて最大10人で協力してプレイが可能です。
人数が多いほうが勿論何かと有利ですが、一方で貴重な資源を分け合って装備やアイテムを作らなければならないことでバランスが取れていると思います。
・総評として、シンプルながら完成度の高いよくまとまったゲームになっていると考え、高い評価を付けました。
ただし、全体的なボリュームは少なめで、バージョンアップも遅めです。
またゲームの内容の割に容量が1GBと驚異の少なさですが、その分グラフィックはいまいちです。
グラフィックを強化するModが複数出ているので、もっときれいな世界を楽しみたい方はそれらを導入することをおススメします。