マーカス・ミラー

マーカス・ミラー

マーカス・ミラー(Marcus Miller、1959年6月14日 - )は、アメリカのベーシスト、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家である。15歳でプロのミュージシャンとしての活動を始め、1979年にはスタジオ・ミュージシャンとして活躍するようになった。また、自身がプロデュースしたデビッド・サンボーンの「Voyeur」、ルーサー・ヴァンドロスの「Never Too Much」がグラミー賞を受賞するなど、プロデューサーとしての実力も世に知らしめている。

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マーカス・ミラー
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1959年生まれ。ベーシスト。レニー・ホワイトの「ビッグシティ」(1977年)がファーストレコーディング。その後レニー・ホワイトの「ストリーム・ライン」で全曲に参加。その後80年代のデイヴィット・サンボーンの片腕として作曲・プロデュースとしてなくてはならない存在になる。特に「夢魔」(’81年)「ささやくシルエット」(’82年)「バックストリート」(’83年)ライヴ・アルバム「ストレイト・トゥ・ザ・ハート」(’84年)そして’86年にはサンボーンとボブ・ジェームスとのコラボレーション・アルバム「ダブル・ヴィジョン」にも参加。その後も「ア・チェンジ・オブ・ハート」(’87年)「クローズ・アップ」(’88年)といったサンボーンのアルバムでのマーカスが果たした功績は大きい。またベースだけでなくドラムやソプラノ・サックス、バス・クラリネットをプレイするという多才な面も持つ。そして’81年に復帰したマイルス・デイヴィスのバンドにも参加。そしてマイルス’86年のアルバム「TUTU」をプロデュース。このアルバムでも前述の通り様々な楽器をプレイ。80年代のマイルスのお眼鏡にかなったミュージシャンとなる。その後「シエスタ」(’87年)「アマンドラ」(’89年)とマイルスのアルバムをプロデュース。またマーカス自身のソロ・アルバムとしては「サドンリー」(’83年)「パーフェクト・ガイ」(’84年)を発表。バンドとしては前述のレニー・ホワイトらと結成した「ジャマイカ・ボーイズ」がある。その後もソロとして「ザ・キング・イズ・ゴーン」(’93年)「テイルズ」(’95年)といったソロ・アルバムを発表している。