気になって仕方ない
シャーロック・ホームズではなく、敵のモリアーティ目線の漫画です。
今までシャーロック・ホームズ側の作品ならたくさんありましたが、モリアーティ目線の話はなかったので気になって読み始めました。
モリアーティの生い立ちや人柄、シャーロック・ホームズとの関わり方など新しい視点で描かれており、絵も綺麗で好みだったので先が気になり一気に読んでしまいました。
ミステリー系の漫画が好きなので、だいたいは展開が想像できてしまう漫画もありますが、『憂国のモリアーティ』はそうではなかったので、のめり込んで読み進めてしまいます。
まだ最後までは読んでいませんが、「漫画に出てくる全員がハッピーエンドで終わって欲しい」と思ってしまうほどに、キャラクターは全員魅力的に描かれていると思います。
大きな山場は読み終えましたが、さらに第二部に続く感じの内容なので、モリアーティの考え方や今後どうなりたいかを知りたくてたまりません!「自分は不幸になって死んでもいいが周りの人には幸せになって欲しい」と思っているモリアーティなので、この自虐的な考えがどう変わっていくのか、それとも変わらずにそのまま結末まで行くのか、全く分からないので早く続きが読みたいです。