天国は、ほんとうにある

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天国は、ほんとうにある
8

信じるかどうかは置いといて

4歳の時に虫垂炎という病気にかかり、死の淵をさ迷ったコルトン少年。手術で一命をとりとめたのだが、その後、両親に「天国はきれいだったよ」など、不思議な話をするようになる。
驚きの実話を元にした映画だった。元ネタのコルトン少年の話はネットで知っていたものの、すっかり忘れてこの映画をDVDで借りて見たのだが、映像がなぜかリアルに感じて「そうそう!お空は光のこんな感じ!」と、不思議と共感してしまった。
スピリチュアルな世界や臨死体験、死後の世界に少しでも興味のある方はとても楽しめる作品だと思う。その辺は特に興味のない方や信じられない方は、作り話のように思えるかもしれない。信じるかどうかは別として、そういうヒューマンドラマとして見るには人間模様や夫婦の葛藤、親子の愛情など満載で楽しめると思う。
個人的には、コルトン君が天国に行って教会に入った時に目の前に広がっていたピンクやブルーの天国の映像、天使たちが光で現れていた場面がとても印象的だった。何かで似たような映像を私も見たことがあるような、ネットか本か忘れたが、なぜ共感できたんだろう。もしかして自分も一度は行ったことがあるのかもしれない、とワクワクを感じられる場面だった。