劇場でしかできない『歌劇』体験、分かります。
今作品は、TVアニメ劇場版再生産総集編を経ての完全新作映画になっています。そのため今までの作品を見たことがある方がより楽しめる作品になっていることは間違いないですが、この劇場版のレヴュースタァライトからご覧になっても楽しめると思います。物語の時系列は、星翔音楽学園に通う99期生のみんなが3年生になっているところから始まります。しかし、実際の映画のスタートは画面いっぱいのトマトが突然爆ぜスタートします。その時の映像・SE、そして音楽。そのどれもが圧倒的で開始から一気に引き込まれてしまうと思います。その後、タイトルから前半は各進路に関する話を担任の先生としていく様子とともに授業風景を見ることができます。ここで、決して穏やかに流れていかないのがこの作品。そして物語の後半から続々とレヴューが開催されます。このレヴューの皮切りである<皆殺しのレヴュー>がまず凄まじい。列車が変形しライトが出現し鳴り響く音楽。その音に合わせたたずむ、大場ななこと「ばなな」がとってもかっこいい!バトルは一対大勢の形でおこなわれていきます。無双する際の一挙手一投足が本当に素晴らしく、『レヴュースタァライト』が始まったと肌で感じることができます。そして、各々の思いを胸に次々とレヴューバトルが繰り広げられていきます。そのどれもがとてもキラめいているので、この作品の良さを体感するために一度でもいいです。是非、この圧倒的な音と画面を劇場でご覧にってください!!