ヘルドクターくられの科学はすべてを解決する!!

Yukke1のレビュー・評価・感想

ヘルドクターくられの科学はすべてを解決する!!
10

役に立つ科学や面白いキャラクターまで全部そろってます。

『ヘルドクターくられの科学は全てを解決する!!』は、科学オタクの集まりである「薬理凶室」のリーダー、クラレ先生と実況者グループ「○○の主役は我々だ!」とのコラボ作品です。
もちろん作品内には薬理凶室のメンバーや動画版「科学は全てを解決する!」に出てきた人たちも登場します。

漫画のストーリー構成はクラレ先生が、描くのは加茂ユウジ先生が担当しています。
おませなんてレベルじゃない小学4年生の男の子・ウツくんと、「科学は全てを解決する!」がモットーのマッドサイエンティスト・クラレ先生が出会ったことから物語は始まります。
日常に役に立つ、科学の力を使った解決方法が内容のメインかと思いきや、マッドサイエンティストの名の通り、周りを巻き込んだり巻き込まれたりしていて、カルトっぽいものに巻き込まれてそれを科学で解決したり、武器を創ったり、何故か戦っていたり、ウツくんがモルモットになったり動物人間が出てきたりロボットに乗ってるチビが出てきたりします。

科学を活用しつつも大体はギャグ漫画テイストなのですが、展開は驚きの連続となっています。
オリジナルキャラクター(主にクラレ先生の助手のナタリーちゃん)にはシリアスなシーンもあります。

クラレ先生がやることは、一部を除いて実際にもやってみることが可能なものです(正直、クラレ先生なら何でも出来そうな気がしなくもないですが…)。

科学×ギャグという新しいジャンルを、私はお勧めします!