夏になるといつも聴いてしまいます。
ソーダ水を飲んだ時の瑞々しさが凝縮されたバンドだな、と思います。
いろいろなサウンドを追求し、音楽と真摯に向かい合っていることがどのアルバムを聴いてても感じられます。
とても明るい曲調ばかりのバンドというわけでもなく、歌詞を聞いてるとたまに暗かったりもします。
「さよならだよ」と別離的でもあったり、「振り返らないで」と自分に言い聞かせているような。
でも、サウンドはポップだったり爽やかだったり。
そのバランスが絶妙にマッチしていて、聴いていて心地よくなってしまうのかもしれません。
私は散歩のときや、晴れた日の窓辺で聴いています。
風景に色が足されたように涼しげで、でもどこか懐かしい気持ちにさせてくれますね。
ボーカルの歌声も魅力の一つだと思います。
変声期の少年のような、優しく、やわらかい歌声です。
サウンドもバラエティーがとんでいて、どのアルバムをとっても飽きることがありません。
シンセサイザーを使っていたりして、サウンドにもこだわっている感じがします。
どの年代の人でも好きになれるバンドだと思います。
時に甘酸っぱい恋を思い出させてくれる曲もあったりと、いつまでの聴いていたいです。