『五等分の花嫁』について
家族と共に貧乏暮らしをしている高校生の上杉風太郎は、お金持ちの娘である中野五月の家庭教師をすることになった。
出会いの時点で五月に嫌われていた風太郎は、五月に取り入るために本人が住むマンションに押しかける。そこには、五月以外に4人の女子の姿があった。彼女たちは5つ子であり、風太郎はその全員の家庭教師を務めることになる。
5人全員の落第を回避し進級を成功させるため、風太郎は彼女たちとの信頼を築こうと努力する。
あらすじから分かるように、この作品はラブコメである。
家庭教師の仕事を通じ、風太郎がヒロインと関係を深めるのがストーリーの本筋で、この作品の魅力は何と言ってもヒロインの5人だろう。有名で実力のある声優が役を務めている。その5人が歌う主題歌も、作品やキャラクターの心理が取り入れられている。
勉強しかしてこなかった風太郎がヒロインたちとの交流で成長していくのも、この作品の魅力だ。
風太郎は小学生時代、修学旅行先で出会った少女に恋をした。その少女は5人の中の誰かであり、それを探る謎解き要素が取り入れられている。
アニメの第1期は作画の質で批判されていたが、第2期ではキャラクターデザインが変更されるなどの改善が見られる。
美少女アニメ好きにはたまらない作品だろう。