踊るリスポーン

踊るリスポーン

『踊るリスポーン』とは、三ヶ嶋犬太朗による日本の漫画作品。講談社が運営するウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』や『ヤングマガジンサード』にて2019年より連載された。単行本は全8巻。
死んでも最後に睡眠をとった場所で蘇生する「リスポーン体質」を持つ男子高校生・壇ノ浦調子(だんのうら ちょうし)と、彼に命を救われたことで常軌を逸した愛を向ける少女・山崎声(やまざき あん)を中心に描くヤンデレラブコメディである。声は調子の死因にすら嫉妬を覚えるほど過激かつ暴力的な好意を寄せ、調子は彼女からの執拗な好意に晒されることになる。さらに、暴力的な姉や傷が即座に治癒するライバル、死を望む少年、マイナーな神を祀る少女、美しき葬儀人といった強烈なキャラクターたちに囲まれ、調子が愛されながら死と復活を繰り返す日常を描いている。
アパレルコラボレーションやグッズ化も行われるなど、若い層を中心に支持を集めている。

kazub1b5のレビュー・評価・感想

踊るリスポーン
10

ある意味究極の愛の物語

赤や茶色に染められた綺麗な髪の毛も、マニキュアでカラフルに塗られた爪も、切り離されて地に落ちた時はどうしてひどく醜いものとなるのだろうか。人間の身体もまた同じである。生を失ったものを愛することはなかなかできないだろう。しかし山崎声(やまざき あん)は違ったのである。彼女の重すぎる愛は主人公・壇ノ浦調子(だんのうら ちょうし)の死体から始まった。壇ノ浦調子は死んでも最後に睡眠をとっていた場所で復活するという特異体質の持ち主。山崎声を調子自らの命をかけて助けたことから、声は調子のことが好きになる。声の重すぎる愛に調子は振り回されていく。「好き」って何だろう、なぜ、どういうところが好きになるんだろうと思ったことはないだろうか。この漫画では登場人物それぞれの「好き」という気持ちを限りなく言語化している。もし顔が違っていたら好きになっていなかった?もしここで出会っていなかったら好きになっていなかった?周りからの目は気にしないの?そんなの関係ない!恋愛をする上でぶつかるであろう問題を何事もなく軽々と乗り越える主人公たち。あなたも恋人の好きなところが言葉にできるかも。まさに究極の愛の物語である。