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人間とドラゴンの信頼
この映画は元々小説で出版されていた作品である。それが映画化されDVD化された。
主人公エラゴンは山の中で青い卵を拾った。その卵から幼いドラゴンであるサフィラが生まれた。この世界にはドラゴンライダーという存在がいた。彼等はドラゴンの卵に選ばれてなる存在であった。エラゴンはサフィラと友情を深め、成長したサフィラに乗って空を飛翔したりなどするのだが、ドラゴンライダーはある事がきっかけで滅びの一途をたどるようになった。カルバトリックスという男が他のドラゴンライダーを殺したからだ。
現在存在する卵は3つのみであり、その1つがサフィラだということになる。
この作品は人間であるエラゴンとドラゴンであるサフィラとの友情を描いたものだ。元ドラゴンライダーであるブロムとの修行や旅は冒険心を揺さぶるものである。
新しい仲間となるマーダクとの出会いや女性エルフとの出会いにより、主人公エラゴンは成長していく。
一番の見どころは戦争シーンで、ドラゴンのサフィラに乗ったエラゴンと敵のシェイドとの空中戦はとても圧倒されるものだ。
子どもや大人でも楽しむことが出来る映画であり、どことなく『ロード・オブ・ザ・リング』を思わせる作品となっている。
小説では4部作で完結しているが、映画作品は1作のみである。