男の友情
1969年にポールニューマン、ロバートレッドフォード、キャサリンロスが出演したアメリカの西部劇で、銀行強盗の映画です。ポールニューマンとロバートレッドフォードの2人が強盗ですが、2人の男の友情とそれを邪魔しないキャサリンロスの立ち位置が非常にバランス良く出来ています。強盗を重ねるうちに2人はお尋ね者となり、逃げても逃げても刺客が追ってくる毎日。それでも大金持ちになったら南米でゆっくり暮らしたいという夢を持ち強盗を続ける。ロバートレッドフォードとキャサリンロスの自転車に二人乗りでのんびりしている時に流れる主題歌「雨にぬれても」は、それまでの緊張感をほぐし新たな展開へ導いてくれる。最後のシーンでは、多数の警官隊に囲まれた2人が目と目で合図をして、建物の中から飛び出していく瞬間は鳥肌ものです。「また会おう」と思ったのか「これで最後だな今まで有難う」と思ったのかは、ネタバレになるといけないので皆さんのご想像にお任せします。色々な映画を観ましたが1番良かったのは何?と聞かれれば間違いなくこの映画を推します。お互いを信じ、お互いを敬い、そしてお互いを守る、そんな男の友情を感じさせてくれる映画です。なんか心が疲れたなと思ったら是非鑑賞してみて下さい。