メジャーDS ドリームベースボール

メジャーDS ドリームベースボール

『メジャーDS ドリームベースボール』とは、2008年にニンテンドーDS向けに発売された野球ゲーム。満田拓也による人気野球漫画・アニメの『MAJOR』を原作としており、主人公である茂野吾郎の、聖秀学院高校編からアメリカ挑戦編までの物語を追体験できる作品である。発売元はタカラトミー、開発はアメディオが担当した。タッチペンを用いた独自の操作システムを採用しており、投球や打撃を直感的に行える「スラッシュアクションベースボール」を特徴としている。ストーリーモードではアニメ版の名場面を再現しながら試合やイベントを進めるほか、通信対戦モードやミニゲーム、能力強化要素なども収録されている。しかし発売後は、その内容が大きな議論を呼んだ。試合はフルイニング制ではなく、特定の場面だけを遊ぶミッション形式となっており、「ホームランを打て」「送りバントを決めろ」などの課題に失敗すると即ゲームオーバーになる。また、盗塁やタッチアップ、内野ゴロなど野球の基本的な要素が省略されているほか、異様に広いストライクゾーンや不自然な守備判定など、野球ゲームとしての完成度に厳しい評価が集まった。さらに、原作のストーリーも大幅に簡略化されており、感動的な場面や重要なエピソードが簡略化されていることから、原作ファンからも賛否が分かれた。一方で、テンポよく物語を追える点や、『MAJOR』の世界観を手軽に楽しめる点を評価する声も存在する。その後、本作は前後に発売された『メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!』『メジャーWii パーフェクトクローザー』とともに「ダメジャー三部作」と呼ばれるようになり、伝説的なキャラクターゲームとして語り継がれる存在として広く知られるようになった。

5yanr5nico5のレビュー・評価・感想

メジャーDS ドリームベースボール
2

これでも漫画『MAJOR』の家庭用ゲームとしてはマシ。

このゲームはまず、ストーリーモードが貧弱であり、ストーリーとして採用されているのはアニメ映像をそのまま使い回した紙芝居です。このゲームの8割以上はこのような紙芝居で構成されているため、それらを全て飛ばすと冗談ではなくクリアまでに2時間もかかりません。最初の紙芝居で原作33巻まで説明されますが、それまでにキャラクターボイスも動画もないため、原作を知らなければもはや何が何だかわかりません。
肝心の野球の対戦ですが、守備側はピッチャー以外を操作できず、何ならピッチャーもキャッチャーへの投球以外の行為を行うことができないのです。投球も、ニンテンドーDS付属のタッチペンでゴールの赤い丸にボールを持っていくだけであり、爽快感の欠片もありません。バッティングもミートカーソルの概念が無く、コースや高さに関係なくタイミングを合わせてバットを振るだけです。このようなことから、通常の野球ゲームの25分の1程度の操作しかできないと言えるでしょう。
一応他の『MAJOR』の家庭用ゲームと比べると、商品失格とまでは行かない上にボリュームも少なく、プレイヤーの受ける苦痛もそれほどではないため、評価は大マケにマケて2点を付けることにします。