不朽の名作!PS1時代の大人気タイトル『スターオーシャン セカンドストーリー』
プレイステーション用ソフト、『スターオーシャン セカンドストーリー』。
このゲームは私が自信を持っておすすめする、不朽の名作RPG作品であり、これをきっかけに今のゲーマーの私がいるといっても過言ではないのである。
まず驚いたことに、ゲームスタートをさせると、いきなり主人公を男女どちらにするのか選ばせてくるのである。
何の前情報もなしに選べるわけないだろ…!と思いつつも、とりあえず男の子の『クロード』を選んでプレイしてみた。
ほう。
未開惑星の探索中に、変な通信に巻き込まれて見知らぬ別の未開惑星に飛ばされる…。
そこでヒロインの『レナ』と出会うのである。
そう、もう一人の主人公はレナである。
『ソーサリーグローブ』と呼ばれる石の力で、魔物がうじゃうじゃと現れるこの星。
旅の途中で出会う様々な仲間と共に悪の組織を倒すのが目標…のゲームなのだが、やりこみ要素が多すぎる。
まず、クロード編でしか仲間にならないキャラ、逆にレナ編でしか仲間にならないキャラがいる。
これはもうその時点で2回プレイすることが決まったも同然である。
また、このキャラとこのキャラは一緒に仲間にできない、という組み合わせもある為、8人のパーティ枠の中にどう12人のキャラを選びこむのかといった楽しみがある。
そしてアイテムクリエイション。
素材を利用してアイテムを作成するのだが、同時期に発売されたRPGではこういったクリエイション系の要素は新しいものだった。
レベルアップ時にもらえるスキルポイントを戦闘スキルに振るのか、はたまたアイテムクリエイションをするために複数スキルを取得するのか…これがかなりの悩みどころである。
アイテムクリエイションには、絵画、錬金、調理、武器製作などに加え、特技として『ピックポケット』、所謂『盗み』や『スリ』がある。
NPCや、町に滞在する自分の仲間からアイテムを盗めるのである。
そんなゲームを子供にやらせてよいものだろうか。
他にも、仲間との感情度により80種類以上ものエンディングが存在したり、戦闘中にキャラがランダムで発したボイスをコレクションしてメニュー画面で再生する機能…ミニゲームや、クリア後に挑戦できる試練の塔、キャラの戦闘スキルを使用すると溜まる熟練度(これが高まるとその技が強くなる)など…。
レベル上限も255まである。
これでもかというぐらいのやりこみ要素。
この人気ぶりに、4コママンガやアンソロジー、小説、ガンガンコミックスでの漫画化、アニメ化、ゲームボーイで続編が出たり他のハードにも移植された。
これは思い出補正だけではなく今でも胸を張って面白いといえるゲーム。
ぜひプレイしてみてほしいと思う。