いじめられっ子だった少年の物語
100巻以上続く長寿漫画ですが、1度読み始めると一気に読めてしまいます。
主人公は幕之内一歩。心優しいけれど、気の弱い、どこにでもいそうな少年です。父親を早くに亡くしており、釣り船屋を営む母親との二人暮しです。。彼は高校でいじめにあっていましたが、1人の男との出会いが彼の人生を変えます。
鷹村守。鴨川ジムに所属するプロボクサーです。鷹村はいじめられている一歩を無視することが出来ず、彼を助けます。
強さとは何かを知りたい一歩は、鷹村にボクシングを教えて欲しいと頼み込みます。
見るからに弱そうな一歩にボクシングを諦めさせるため、鷹村は難題を課します。舞い落ちる木の葉を10枚掴み取る事です。
ボクシングを始められる可能性に喜び、一歩は課題に挑みます。初めはうまくいきませんでしたが、持ち前の粘り強さでとうとう課題をクリアします。
一歩の中に可能性を感じた鷹村は、鴨川ジムに連れて行くことにします。初めてのサンドバッグ撃ち、周囲の練習生が驚くほどのパワーを見せつけます。
日々の釣り船屋での手伝いが強靭な肉体を作っていたのです。
鷹村と同じく可能性を見出した鴨川会長は一歩の入門を認め、プロボクサーを目指していく…というストーリーです。