奥華子 / Hanako Oku

奥華子 / Hanako Oku

奥華子(おくはなこ)とは、日本のシンガーソングライターである。千葉県出身。赤いメガネがトレードマークで、恋愛系の楽曲を多く制作している。歌声に特徴があり、それは「声だけで泣ける」と称されるほどである。
2004年から、地元である船橋市の近くにある津田沼や柏市を拠点とし、路上ライブを行っていた。キーボード弾き語りによる路上ライブは徐々に注目を集め、多くの客が足を止めるようになった。そして2005年、シングル『やさしい花』でメジャーデビュー。2006年に公開された映画作品である『時をかける少女』の主題歌「ガーネット」、挿入歌の「変わらないもの」で注目を集めた。
2012年、ベストアルバム『奥華子BEST -My Letters-』をリリースし、オリコンランキングで9位になった。2016年には、自身初のなる海外単独公演を上海で開催。2019年に公開された映画『殺さない彼と死なない彼女』では主題歌を担当し、それに加えて映画音楽も担当した。

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奥華子 / Hanako Oku
10

奥華子さんの歌に出会って

奥華子というシンガーソングライターがいるのですが、その中でも有名な曲としては『変わらないもの』でしょう。この曲はアニメ映画『時をかける少女』の主題歌で、この映画で奥華子さんを知ったという人も多いはず。
奥華子さんの魅力としては、澄んだ歌声と切なくなる曲と歌詞が挙げられます。恋愛にまつわる曲も数多く、女性だけでなく男性の気持ちも丁寧に描いた歌詞が心を打ちます。
奥華子さんの曲を長いこと聴いていて感じたのですが、恋愛にまつわる曲が多かったデビューしたての頃と比べ、年数が経つにつれて周りの人への思いやりや感謝、人としての優しさ、人生に関することなど、歌詞のテーマが少しずつ深くなっています。
以前、『誰も知らない泣ける歌』というテレビ番組で、奥華子さんの『笑って笑って』という曲が取り上げられました。これは、“つらいときを乗り越えればきっと報われる時がくる。”といった歌詞で、MCの西田敏行さんも涙していたことが印象的でした。その他にも父や母への感謝の思いを歌った『伝えたい言葉』、NHKみんなのうたで放送された『恋つぼみ』、ふるさとと仲間の大切さを歌った『僕が生まれた街』、銀行のCMに起用されたポジティブな曲『happy days』など、ここには書ききれないくらい本当に素晴らしい楽曲があります。まずはどれか一曲だけでも聴いてみませんか?