話がわかると深い作品
アニメーション作品で、ファンタジーものです。自称神様を名乗る女の子・佐藤ひなとどこにでもいる男子高校生・成神 陽太が主人公です。笑ったり泣いたりできるシーンが多く、個人的にはとても面白い作品だと思います。話のおおまかなあらすじとしては、学校の夏休み中の陽太は自分のことを神様だという少女ひなに出会います。身寄りのないひなを陽太のご家族が引き取ることになり、ひなと陽太は一緒に暮らし始めます。ひなには不思議な能力があり、バスが遅延することを予測したり、相手の思考を読んだりできます。この不思議な能力を持つひなと普通の高校生の陽太が世界の終わりまでを過ごしていくという物語です。ひなは冒頭から「夏休みが終わるころには世界が終わる」と言っているのですが、僕は最初にそれを聞いたとき、何のことだろうと思いました。しかし、話が進むにつれて、この発言にも意味があるということがわかってきます。この「世界が終わる」というフレーズを本当の意味で理解したとき、ストーリーの冒頭でひなが言ったことが深い!と感じられると思います。主人公が男子高校生ということで学生時代を思い出せるような内容にもなっています。個人的には過去1,2を競うぐらいの良い作品です!ぜひ見てみてください!!