爽快感はそこそこ!最後は少しモヤっと
大泉洋さんが好きでこの映画を見ました。
見た目もさえない、成功しかけたのに早々に挫折、底辺すれすれの漫画アシスタントの主人公が突然突き付けられた日本崩壊にどう立ち向かうかというストーリーです。
哀愁ある大泉洋さんにぴったりの役でした。脇を固める役者さんたちも有名な方がたくさん出ていて役者さんを見るという分にも楽しめる映画だと思います。
得体のしれない感染症ゾキュンが一気に広がり日本中がパニック、混乱を乗り切るパニックサバイバルと、海外でいうバイオハザードのような内容ですが、どうして感染症が広がり、どんな意図があったのか、この感染症は日本だけなのかまではこの映画では分かりません。
大泉洋さんが演じる鈴木英雄(ひでお)が『ヘタレ』の英雄から、守るべきものを見つけ、ゾキュンに立ち向かう強さを知る『えいゆう』の英雄へ成長する様が描かれることが内容になります。
それだけ聞くとさらっとした映画ですが、なんといってもゾキュンを退治するシーンがかなりグロテスクで爽快です!日本の感染症系の映画の中でも本当にグロテスクです。
そういう映画は好きな方なので楽しく拝見しましたが、ウエッと声が出る瞬間があるほどでした。しかしそれを爽快といえるほど突き抜けていて、ゾキュンを倒す『えいゆう』英雄のシーンは映画の中で一番盛り上がるシーンでした!
感染症は突然終わるということはないし、最初にも言った通り感染症について何もわからないので、最後のモヤっと感はしょうがないかな~と思いながも、別にこの後どうなるんだろう、続きが見たい!ともならなかったです。最後のゾキュンを倒すシーンで完全燃焼できました。