情愛中毒

情愛中毒

『情愛中毒』(じょうあいちゅうどく、原題:인간중독、英題:Obsessed)とは、2014年に製作された韓国の映画である。本国での原題は『人間中毒』。日本においては2014年11月22日に劇場公開された。上映時間は132分。
本作は、ベトナム戦争末期の軍官舎という厳格な階級社会を舞台に、エリート軍人と部下の妻との激しくも切ない不倫愛を描いた官能ロマンスサスペンスである。
舞台はベトナム戦争が終盤に差し掛かった1969年。軍の教育隊長を務めるキム・ジンピョン(演:ソン・スンホン)は、夫を将軍に昇進させようという強い野望を持つ妻のイ・スクチン(演:チョ・ヨジョン)と共に、最上流階級が集う軍の官舎で暮らしていた。
ある日、ジンピョンの部下として忠誠を誓うキョン・ウジン(演:オン・ジュワン)と、その妻であるチョン・ガフン(演:イム・ジヨン)が官舎へと引っ越してくる。ジンピョンは、どこかミステリアスで誰にも言えない秘密を抱えるガフンと接するうちに、彼女の持つ独特の魅力に激しく惹かれていく。ガフンもまた、ジンピョンに対して心を開き、互いに決して出会ってはならなかった2人は超えてはならない一線を越えてしまう。厳格な規律が存在する軍の官舎という狭い世界の中で、周囲の目を欺きながら、誰にも言えない危険で破滅的なスキャンダルが幕を開ける。

Rareku0477のレビュー・評価・感想

情愛中毒
4

丁寧に描いているのだけど

不倫ものの韓国映画です。俳優さんがアジアらしい薄顔美男子なので、可愛い系イケメンが好きな方には向かないかもしれません。女優さんは中国人の役柄でしたがお顔は韓国美女って感じで、こちらも好みによると思います。エピソードを積み重ねて二人が惹かれあっていく流れは、丁寧でとても良かったです。濡れ場はそれなりのボリュームながら車の中だったり音楽喫茶でだったりと、場所や映像がロマンチックで大人が観るなら満足できるものだったと思います。若い方でそういうシーン目当ての方には生温いかもしれません。奥様方のひそひそ話、立場を利用した命令などの女性の嫌らしさが度々クローズアップされていて「嫌だな」と苦々しく観ていましたが、元々不倫がテーマの映画なのでエグさがお似合いです。
主人公達二人が急接近するピクニックの場面以外は全体的に暗い映像で妖しい雰囲気を放っていました。
不満だったのは、終わり方です。一つの出来事で強引に流れを一転させるのはよくある感じですが、自分の胸を撃ち抜こうとするところはあまりにも雑で唖然としてしまいました。更に雑の上塗りで、取って付けたような彼の消息を知るシーン。これまで共感とともに見てきたし二人を応援する気持ちも起き始めていたのですが、完全に心が離れてしまうと共にエンドを迎えました。唯一の救いは部下の母(部下の妻の義母であり養母)です。業が深いけれど理解力があり、魅力的でとても好きなキャラクターです。