ファイアーエムブレム 風花雪月
インテリジェントシステムズが開発しているファイアーエムブレムシリーズの最新作です(2020年現在)。
Nintendo Switch が対応ハードです。
本作はSRPG(シミュレーションロールプレイングゲーム)と分類される作品です。
ファイアーエムブレムシリーズの最大の特徴でもあります。
ユニットと呼ばれるキャラクター達を操作して、詰将棋のように敵を追い詰めていく雰囲気のゲームです。
基本的にこの作品は、実際にキャラクター達が戦争や戦いをしています。なので、もしHPが0になってしまうとそのキャラクターは一生使えなくなります。本当にキャラクターが死んでしまうのです。
低難易度ではその制限が無くなりますが、誰も死なせないように立ち回るのも面白さの醍醐味なので、是非とも普通の難易度でプレイしてもらいたいです。
今作『風花雪月』では黒鷲、青獅子、金鹿の学級で3つのルート分岐があり、更にうち1つから2つに分かれるので合計4回は別のストーリーが楽しめます。
筆者のプレイ時間は、普通に4周するだけで250時間を超えました。それぐらいボリュームがあって楽しいゲームです。
1つのルートだけでは分からないストーリーも他のルートをプレイすると理解が深まったりします。
どのルートからプレイするかはプレイヤーの自由です。どこからやるかによってもキャラクターの見方が変わるので、そこも楽しいと思います。
しかし、黒鷲ルートだけは作中人物が嘘の歴史や情報をプレイヤーに教えてくるので、初回プレイに黒鷲を選ぶのだけはあまりお勧め出来ないかもしれません。ラストボスの難易度もやや高めです。
2部構成になっており、1部は主人公は士官学校の教師として生徒たちと交流を深めます。
2部は1部の5年後となっており、戦争が始まり戦火の真っ只中です。そこで衝突するかつての級友や生徒達の葛藤が見所です。