『アライアンス アライブ』(The Alliance Alive)とは、フリューより2017年6月22日に発売されたニンテンドー3DS用ロールプレイングゲームである。同社が2015年に発売した『レジェンド オブ レガシー』に続く作品であるが、ストーリー上の直接的な繋がりはない。2019年10月10日にはグラフィックなどを鮮明にした「HDリマスター版」がPlayStation 4およびNintendo Switch向けに発売され、その後はMicrosoft Windows、Android、iOSにも順次移植された。
物語の舞台は、千年前の「魔族」の侵攻により支配された世界。魔族が施した「大結界」によって磁場が乱れ、気候が荒れ狂ったことで、かつての世界にあった「青い空」は失われてしまった。さらにその歪みが生んだ「黒き流れ」と呼ばれる海流が海を引き裂き、多くの都市が飲み込まれたことで人類は大半が死滅。残された人々も海路を絶たれて戦力を分散され、魔族の支配に屈することとなった。それから数百年が経ち、いくつかの「ゾーン」に分断された世界では、魔族を頂点とした階級社会のもとで独自の文化が築かれていたが、支配に抗おうとする人間たちの抵抗の炎は消えてはいなかった。
本作は「9人の主人公が交錯する群像劇RPG」というコンセプトを掲げたターン制のRPGである。種族、年齢、性別、立場の異なる様々な9人の主人公たちが登場し、物語の進展に伴って操作キャラクターを切り替えながら、最終的に一つの大きな運命へと収束していく。ゲーム開始時は、魔族に対する反乱組織「夜鴉(よがらす)」に所属する人間の少年ガリルと少女アーシュラを軸に、世界を支配する魔族へ立ち向かうレジスタンス活動から物語が幕を開ける。
当初は2017年3月30日の発売を予定していたが、敵との遭遇率(エンカウント率)の調整などを理由に延期され、同日には体験版が配信された。その後、体験版から得られたプレイヤーの意見をもとにさらなる改善が行われ、同年6月22日に正式発売へと至った。海外市場へは2018年3月にアトラスからニンテンドー3DS版が発売されたほか、2019年のHDリマスター版では日本に先駆けて北米で10月8日、次いで日本で10日、欧州で11日に発売。2020年1月にはPC(Windows)版が英語仕様で発売され、2021年2月にはスマートフォン(Android/iOS)向けにもHDリマスター版の配信が開始された。