主人公が歌う歌が心にしみます
元々ピクサー映画が好きで映画館へ見に行きました。予告だけでは良さがわかりませんでしたが、実際本編を見て涙が出そうなくらい感動しました。
主人公の少年ミゲルが死者の世界に迷い込むのですが、その死者の世界はとてもカラフルでみんな死んだように見えないほど、生き生きしていました。死者の日に亡くなった家族が帰ってくるのも日本のお盆に似ているなと思いました。
この映画のおすすめポイントは映像の綺麗さよりも、歌です。ミゲルはミュージシャンになりたい少年なので、ギターを片手に歌うシーンが何度があります。ミゲル役の石橋陽彩くんが本当に上手でサントラまで買ってしまいました。他のキャストの藤木直人さん、松雪泰子さん、橋本さとしさんも歌が上手いし、セリフもキャラクターにあっていました。
私はこの映画を見る数ヶ月前に祖母を亡くしていて、落ち込んでる母と見に行ったのですが、あんなにカラフルな世界だったら死んだおばあちゃんも家族と楽しく暮らしてるね、って話をしましました。
話の内容は複雑ではありませんが、亡くなった方との思い出は忘れちゃいけないなと考えさせられる映画でした。隠れピクサーキャラクターもいるので、とても楽しく見ることが出来ますよ。
かなりオススメの映画です。