ドリーム・シアター / Dream Theater

ドリーム・シアター / Dream Theater

ドリーム・シアター(Dream Theater)とは、アメリカ合衆国出身のプログレッシブ・メタルバンドである。米国産プログレッシブ・メタルの草分け的存在として知られ、度々の来日実績から日本でも高い支持を得ている。
イエスやジェネシスなどの構築的なプログレッシブ・ロックと、アイアン・メイデンやメタリカなどのドラマティックな展開を持ったヘヴィメタルの双方に影響を受け、豊かな演奏技術と多彩なバックボーンで組み合わせた音楽スタイルを築き上げている。
1985年、ボストン市にあるバークリー音楽院に通っていたジョン・ペトルーシ(John Petrucci)、ジョン・マイアング(John Myung)、マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)の3人にケヴィン・ムーア(Kevin Moore)が参加し、4人編成で活動を開始した。1986年にボーカルのクリス・コリンズ(Chris Collins)を迎え「MAJESTY」の名で活動したが同年に解雇し、1987年秋にチャーリー・ドミニシ(Charlie Dominici)が加入した。1989年に1stアルバム『ホエン・ドリーム・アンド・デイ・ユナイト』でデビューする際、同名ジャズ・バンドの存在により、マイク・ポートノイの父親の提案からバンド名を「DREAM THEATER」へと変更した。同年、チャーリー・ドミニシを解雇した。
1991年にジェイムズ・ラブリエ(James LaBrie)が加入し、1992年に発売した2ndアルバム『イメージズ・アンド・ワーズ』が大ヒットを記録した。1994年の3rdアルバム『アウェイク』発表の際にケヴィン・ムーアが脱退し、ヘルプを経てデレク・シェリニアン(Derek Sherinian)が正式加入した。1995年にはミニアルバム『ア・チェンジ・オブ・シーズンズ』、1997年には4thアルバム『フォーリング・イントゥ・インフィニティ』、1998年にはライブアルバム『ワンス・イン・ア・ライヴ・タイム』を発表した。1999年にキーボードがジョーダン・ルーデス(Jordan Rudess)へと交代し、初のコンセプト・アルバムとなる5thアルバム『メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー』をリリースした。
2001年にライブ映像作品『メトロポリス2000』とライブアルバム『ライヴ・シーンズ・フロム・ニューヨーク』、2002年に6thアルバム『シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス』、2003年に7thアルバム『トレイン・オブ・ソート』を発売した。2004年には初の日本武道館公演を行い、CD・DVD『ライヴ・アット・武道館』として発売した。2005年に8thアルバム『オクタヴァリウム』、2007年にロードランナー・レコード移籍後初となる9thアルバム『システマティック・ケイオス』を発売。2008年には2度目の日本武道館公演と初のコンピレーションアルバム『グレイテスト・ヒット+21ソングス』、ライブ・ドキュメンタリーDVD『ケイオス・イン・モーション2007-2008』を発表し、2009年に10thアルバム『ブラック・クラウズ・アンド・シルヴァー・ライニングズ』を発売した。
2010年にSUMMER SONIC 2010でヘッドライナーを務めたのち、創設メンバーのマイク・ポートノイが脱退した。2011年にマイク・マンジーニ(Mike Mangini)の加入が発表され、11thアルバム『ア・ドラマティック・ターン・オブ・イベンツ』をリリース。2012年の来日ツアーを経て、2013年に12thアルバム『ドリーム・シアター』、2014年にライブアルバム『ブレイキング・ザ・フォース・ウォール』、2016年に13thアルバム『ジ・アストニッシング』をリリースした。2017年には『イメージズ・アンド・ワーズ』25周年記念ツアーで来日公演を行い、2019年に14thアルバム『ディスタンス・オーバー・タイム』をリリースした。
2020年にライブ・アルバム『ディスタント・メモリーズ』とチャリティデジタルシングル『The Holiday Spirit Carries On』を発表。2021年には2017年の日本武道館公演をストリーミング配信したほか、オフィシャルブートレグシリーズ『Lost Not Forgotten Archives』の発表を開始し、同年10月に15thアルバム『ア・ヴュー・フロム・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド』をリリースした。2022年には同作収録の「The Alien」で第64回グラミー賞 最優秀メタル・パフォーマンスを受賞し、バンド初となるグラミー賞獲得を果たした。2023年10月25日にはマイク・ポートノイの復帰と、それに伴うマイク・マンジーニの脱退が公式発表された。

naoyablueのレビュー・評価・感想

ドリーム・シアター / Dream Theater
10

音楽性、演奏技術ともに最高レベルのプログレ・ヘビメタバンド

アメリカ出身で、活動期間は約30年の中堅バンドです。メンバーは途中交代はありますが、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの基本構成はかわりません。
最初にギター、ベース、ドラムがバークレー音楽院(日本でいえば東京芸術大学のような水準)で知り合い、それが母体となって結成されたと思われます。この経歴だけでも音楽レベルの高さが分かってもらえると思います。音楽性で言えばジャンルはプログレッシブ(先進的な)ヘビーメタルバンドで、ロック以外にもクラシック、ジャズの要素を含み、特徴的なのが一曲の演奏時間が長いことで、平均が7、8分ぐらいだと思われます。テクニシャンぞろいなので曲の中にもそれぞれの楽器のソロパートが多いです。だから必然的に一曲が長くなるのでしょう。私は特にギターのソロパートを聴きますが、めちゃくちゃカッコイイです。なのでコピーは最初から断念してしまうほど、高度なテクニックのオンパレードなんです。彼らの演奏技術の凄さを表しているのがライブです。ライブアルバムではスタジオアルバムと全く変わりのない演奏をしています。彼らは数回来日していますが、残念ながらまだ見ていません。実は今度初めてコンサートに行くことになりました。CDとほとんど変わらぬ演奏を見ることができます。今から来日が待ち遠しいです。