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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング
『自分に自信を持つことで、すべてが変わる。』
そう教えてくれる映画です。
主人公のリネー(エイミー・シューマー)は、自分の容姿に自信がありません。
何も言われていなくても周りが笑っているだけで、笑われていると勘違いするような人間でした。
しかし、ある事故で頭を打ち、理想の容姿を手に入れたと錯覚します。
そこから自信が芽生え始め、今まで理想と思っていた言動をすることができるようになります。
次第に以前の臆病なリネーの頃には見せることができていなかった、リネーの本当の魅力が引き出されていきます。
勿論、容姿が実際に変わったわけではないので周囲からは笑われたりもします。
ですが、どこまでも自信かつ人間的に魅力なリネーは次第に周囲を変えていきます。
映画のラストには、容姿の錯覚にリネーは気づきますが、錯覚中の経験から「自分は魅力的な人間だ」と本当の自信を手に入れるのです。
涙のラストでした。
自分の容姿に自信がなく、本当にしたいことができていない人はとても多いと思います。
そのような人に、行動を起こすことの大切さを教えてくれる素晴らしい映画でした。
自信を持つことは、自分だけでなく周囲すら変えてしまうほどの力を持っているのです。
ほとんどの人にとって一見の価値がある映画です。