-ヒトガタナ-

-ヒトガタナ-

『-ヒトガタナ-』とは、オニグンソウによる日本の漫画作品である。『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)2009年6月号より連載を開始し、その後同社のマンガ配信サイト『MAGCOMI(マグコミ)』にて2020年1月30日まで連載された。単行本は全11巻。劇中に登場する「刀」には、実在の刀剣や伝説上の刀の名称が冠されているのが特徴である。
物語の舞台は、人の魂をアンドロイドへ転送する技術が確立された世界である。当初は工業や医療分野で活用されていたが、やがて「刀」と呼ばれる操作型武装アンドロイドを用いた犯罪が頻発するようになる。政府はこれに対抗するため、同様の「刀」とそれを操る剣士、そして刀匠で構成された「対刀犯罪課」を組織した。同課の第八班に所属する主人公・雨宮 十種(あまみや とぐさ)は、自らが「半人半刀」であるという自身の存在意義に葛藤しながらも、過酷な戦いへと身を投じていく。

shantivegetableのレビュー・評価・感想

-ヒトガタナ-
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ヒトガタナ おすすめ

おすすめ漫画、ヒトガタナについてです。作者はオニグンソウ。イラストレーター業もやっていたため作画が非常に綺麗で、キャラクターの動き、表情、アクションの効果表現に迫力があります。
この作品は月刊コミックブレイドで連載されており、10巻までコミックスを読みました。
ストーリーは、「刀」と呼ばれるアンドロイドに、人の魂をダイブさせ操作できる技術が存在する世界で、「刀」による犯罪を取り締まる「対刀犯罪課」に所属する主人公とその仲間たちを中心に展開されます。

医療用や工事現場などで活用されていた「刀」を悪用する犯罪に対して、自分たちも「刀」を駆り、対応していく主人公たちの事件解決までのストーリーが描かれます。捜査や推理よりもアクションシーンが多く、個性的な「刀」のスペック(重いものを持ち上げるために怪力を与えられた「刀」など)と、主人公たちの戦いが迫力ある画力で描かれています。

また、画力だけでなくそれぞれのキャラクターの過去にも作り込みがあり、主人公は実の母親に「刀」と人間のハイブリットにされてしまった過去があり、人間社会に馴染む上で様々な葛藤を抱えています。仲間にも、「刀」の操作に最適な強化人間の実験の被験者となった者や、「刀」に家族を奪われた過去を持つ者も登場し、それぞれの過去を織り交ぜてストーリーが進行していきます。

自立型として人の魂を必要としない「刀」の実験の成果である試作機が暴走し、逃亡した事件と対峙することになった「対刀犯罪課」が、自立型である悪の「刀」と戦うクライマックスを迎えて、いよいよラストスパートに向かっています。

是非ご一読を。