家族愛溢れる感動作品
4才の娘と一緒に観ました。
娘には少し難しいかなと思いましたが、途中説明を挟んであげると楽しんで一緒に見ることができました。
人が死ぬと言うことに対してまだうまく理解できない小さな子供に見せると、死生観というものをすこしイメージしやすくなると思いました。
内容としては、ミュージシャンになりたい主人公の少年ミゲルが、家族に反対され家を飛び出し死者の国へといってしまいます。そこで亡くなった家族と出会い、もとの世界へ戻るために奮闘します。
死者の国では、生きている人間の記憶から亡くなった人の記憶がなくなったときに2度目の死が訪れ、忘れ去られてしまった人は永遠に消滅してしまいます。
何だかとても切ないなと思いました。
ミゲルは元の世界へ戻ってから、死者の国で消えてしまいそうになっていたミゲルのひいひいおじいちゃんを思い出させるために、ひいおばあちゃんのママ・ココにひいひいおじいちゃんが作った「リメンバー・ミー」の歌を歌って聞かせます。
年老いて昔の記憶を忘れてしまいそうになっていたママ・ココがその歌を聞いて涙を流しながらひいひいおじいちゃんの事を思い出すシーンはとても感動的でした。
大人も子供も楽しめる作品です。