9
等身大の世界観と、独自のスタイル。
テレビドラマやディズニーチャンネルの子役時代から時は経ち、今や人気アーティストの一人となったセレーナ・ゴメス。
主にアーティスト活動を積極的にこなしているが、映画出演や声優、ドラマ制作にも携わるなど、幅広く才能を開花させている。
私生活では慈善活動にも熱心で、ドネーション活動をおこなったりもしている。
アーティストとして、彼女は当初、「セレーナ・ゴメス&ザ・シーン」として活動をスタートした。
「ナチュラリー」や「フー・セズ」、「ラヴ・ユー・ライク・ア・ラヴ・ソング」などの歌って踊れるポップ・チューンがヒットした。
単独の名義になってからはさまざまなアーティストと音楽制作をし、自らの体験や思いのより詰まった作品をリリースしていく。アルバム「Revival」以降はそれが顕著となった。
2020年のアルバム「Rare」では、自らの恋愛や闘病生活などからインスピレーションを得、等身大なリリックでありながらも新たなジャンルにも果敢にチャレンジしている。女性ならだれしも共感のできる想いやメッセージの込められたアルバムとなっている。つねにファンに対して等身大でいること、心を解放することの大切さを音楽やSNSを通じて伝えつづけるセレーナに、これからも目が離せない。