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世界に通用する独特な歌声
活動初期はビジュアル系らしい歌詞とロックな曲調で、多くのファンを獲得してきました。
シャウトもよく使っており、ロック好きからメタル好きまで虜にしてしまいます。
バンドのテーマが「人間の痛み」ということもあり、人間が感じる痛みや苦痛、苦悩、などを表現している曲が多いです。また、それをストレートに表現できるボーカルの技術に圧倒されます。激しい曲だけでなく、バラードなどのスローテンポの曲もあり、心に響き渡る歌声と歌詞にすっかり魅了されてしまいました。
ボーカルの京さんは活動中期にアメリカへ歌の勉強へ行っており、その成果が著しく作品に表れています。シャウトなどの技術も各段に上がり、今では世界中にファンがいます。
ビジュアル系と言えば、最初は暗い曲ばかり作っていたのにメジャーデビューした途端にポップで明るい曲ばかりになってしまい、がっかりする人も多いと思いますが、このバンドにおいてはそういう変化は良い意味でなく、最初から今まで同じことをテーマにし、一貫性があるためこれから先もずっと好きでいられるという確信があります。心が痛い時、苦しい時、人間とは何かを考える時、様々な場面でこのバンドの作品から共感を覚え救われています。