西尾維新の最高傑作アニメ
主役は男子高校生で、その周りを固める脇役はほぼ可愛い女の子達。全員個性的で、必ず好きになるキャラができます。ストーリーは男子高校生が怪異(吸血鬼)と出会って始まります。吸血鬼と対峙してから、色んな怪異と遭遇してしまう主人公は、怪異に取り憑かれた友人達を助けながら、人として向き合って恋をし大人の男性へと成長していきます。周りを固めるキャラは、優等生、幼児、ツンデレ、ぶりっこ、BL好きなど可愛い女の子達で溢れています。各キャラも悩みを抱え苦しんでいて、その心の隙間に怪異が取り憑いてしまいます。男子高校生と共に怪異退治をするのですが、心の葛藤が剥き出しになるので、彼女達の悩みへのせつない思いが伝わります。それが愛おしく、視聴者もどんどん物語シリーズに取り憑かれます。ネタバレになりますが、一人のキャラの話は、体の重みがなくなる(体重が軽くなる)怪異に憑かれ、重みがないので風に吹かれて落ちた所を主人公に受け止めてもらいます。憑いた怪異を退治するために、怪異専門家と怪異と向き合い、重みがなくなった原因を探ります。すると、重みとは彼女の思い(重い)を表しており、彼女が母親に失望し諦めて思い(重み)を捨ててしまったという悲しい背景にあるとわかります。そして心に閉まっていた傷をさらし受け入れることで前を向き成長します。この件をきっかけに主人公の彼女になります。他にも可愛いキャラ達のそれぞれの心の内が描かれていて、ずっと見続けたいおすすめアニメです。原作のライトノベルよりアニメの方が感情移入しやすいでしょう。