リンダキューブ

リンダキューブ

『リンダキューブ』とは、1995年にNECホームエレクトロニクスより発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM用コンピュータゲーム、およびその他機種への移植を含めたシリーズ作品。公式サイトにおいて、ジャンルは「サイコスリラー+ハンティングRPG」と表記されており、一般にはロールプレイングゲームに分類されている。後にゲームバランスなどを調整したリメイク版として、1997年にPlayStation用ソフト『リンダキューブ アゲイン』、1998年にはセガサターン用ソフト『リンダキューブ 完全版』が発売された。また、『リンダキューブ アゲイン』は2007年にPlayStation 3とPlayStation Portable用ソフトとして、ゲームアーカイブスにて配信もなされている。
プレイヤーは主人公・ケンを操作し、巨大隕石の衝突が迫る惑星ネオ・ケニアより脱出する事を目的としている。しかしただ脱出するだけでなく、指定された8年という期間内に、惑星中を回って100種類以上のモンスターを収集するという目的を果たさなければならないというミッションの要素も含まれている。後年に発売された『ポケットモンスター』のような収集ゲームや『モンスターハンター』のような狩猟ゲームの要素を併せ持つ内容となっており、ゲームデザインを務めた桝田省治は、「時間制限つきの動く宝捜しゲーム」と表現している。
斬新なシステムで人気を集める一方、救いがないストーリー展開で「鬱ゲー」と評価されることも少なくない。しかし、よく練り込まれた物語性で根強いファンを掴んでいる。

iamsatokaのレビュー・評価・感想

リンダキューブ
10

滅びゆく惑星を駆け巡る!!

最初は『リンダキューブ』というタイトルでPCエンジンで発売、後にプレイステーションへ、その後『リンダキューブ アゲイン』というタイトルでリメイクされた。物語の舞台は『ネオ・ケニア』と呼ばれる地球によく似た惑星。そこに突如『神様』と名乗る石板と方舟が飛来した。そこには、『8年後、回避することが不可能な巨大隕石の衝突に見舞われる』と記されてあった。調査の結果、隕石の接近は事実であり、回避不可能、星は壊滅的なダメージを受けることになると分かった。石板には、雄と雌のつがいの動物を、正体も行き先も不明な方舟に乗せ、男女各一名ずつの搭乗員がネオ・ケニアを脱出するよう記されていた。この方舟の搭乗員に志願したのは主人公ケンだ。女性搭乗員はケンの恋人であるリンダである。ネオ・ケニアが壊滅するまでの8年の間に、できるだけ沢山の動物のつがいを収集し、この星から脱出する事が目的となる。
このゲームは、例えとして、『グロいポケモン』と呼ばれている。その例えの通り、このゲームに登場する動物は見た目がとても変わっている。 『ブタ』はまだ可愛らしい見た目だが、『ライオン』や『ヒツジ』がその通りの見た目をしている訳ではない。中には『ゾウモツ』という、名前からして何とも言えない見た目の動物もいる。これらの動物を捕獲するのだが、こちらが強くなると動物は飛び散ってしまう。動物を捕獲するには、こちらが強く成り過ぎてはいけないのだ。道具や装備等で程よく弱くなる必要がある。ケンとリンダに変わって捕獲を代行するハンターに頼む事も可能だ。
このゲームはA、B、C、Dと4つのシナリオで構成されている。これらのシナリオは、パラレルワールドのように繋がっていて、シナリオによって登場人物の性格等が違っている。あるシナリオでは狂人だった人物が別のシナリオでは善人だったりするのだ。
古いながらも斬新なハンティングゲームを是非プレイしてみて欲しい。因みに、隕石は確実にやってくる。例えまだ動物捕獲の途中であってもだ。シナリオ毎に異なるエンディングソングも美しくてとても良いので聞き入って欲しい。